ひとことで言うと
canonical URL(カノニカル URL) とは、同じコンテンツが複数 URL で配信される場合に「正規版はこの URL です」と明示するタグです。
具体的にどんな場面?
例えば、同じ商品ページがこんな URL で複数アクセスできるとします:
https://example.com/products/abc(正規版)https://example.com/products/abc?ref=twitter(SNS 流入用)https://example.com/products/abc?utm_source=email(メール流入用)https://example.com/products/abc/(末尾スラッシュ)
これらは全部「同じページ」ですが、AI や Google には「別ページ」に見えます。すると引用や被リンク評価が 4 つに分散してしまいます。
そこで <head> に:
<link rel="canonical" href="https://example.com/products/abc">
を書いておくと、「これ全部、正規版は /products/abc ですよ」と AI に伝わります。評価が 1 つに集約され、AI 引用率も上がります。
なぜ重要か
- AI 引用の URL 分散防止:正しい URL に引用が集まる
- SEO 評価の集約:Google の被リンク評価も 1 つに統合
- 重複コンテンツ扱いの回避:Google からペナルティを受けない
どこに書く?
すべての主要ページの <head> に書きます。動的に変わる URL(?ref=...)が想定されるページでは特に重要。
<head>
<link rel="canonical" href="正規 URL">
...
</head>
よくある間違い
- 設定漏れ:動的パラメータ付き URL が増えるとどんどん引用が分散する
- 間違った URL を指す:存在しないページや別ページを指してしまう
- 複数の canonical タグ:1 ページに 1 つだけ